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『マルタカ』の事例メモ その25-石材補修・再生-

石材ドクター・杉本治郎『マルタカ』の事例メモ
その25 -石材補修・再生-
 

物件名 : 墓石(大阪)
石材材質 : 万成石
目的 : 経年の汚れと艶落ちで、再生研磨の依頼
使用器具 : ハンドポリッシャー、高圧洗浄機(200kg)
使用薬液 : 弗化系薬液
作業概要 : 洗浄:
 字彫りやヤク物(花などのの加工)の中に頑固な水垢が付いているため、薬液で除去する必要があり、事前に洗浄をかけることにする。薬液を使用するため、廻りのお墓をしっかり養生する。全体に水をかけ、水養生の後で薬液を塗布していく。
 汚れの落ち具合を見ながら中和剤を塗布。その後、全体に雨を降らせるように散水してから、高圧洗浄機を『MAX』にして、ムラ無く洗浄する。
 その後、廻りに飛散した汚水を流すことを忘れてはならない。

再生研磨:
 石の状態を調べて、研磨の度合いを確認。#400、#800、#1500、#3000と、順番に研磨をしていく。
 水切りで水を除去し、表面の艶を確認しながらの作業となる。最後にスポンジで拭き上げながら洗浄を行い終了となる。

 廻りの養生を外してから、再度全体に散水を行い、洗浄を行う。
エピソード:  作業後、お寺の住職から、他の業者の「洗い仕上がり」具合の相談を受けたが、余計なことは言わずに済ませた。その他のシミに関しては、除去してからの帰宅となった。
 大阪の初めての業者からの依頼であり、大阪まで行ってお金を貰えないと困るので、前金の振込みを依頼したが、相手の方もお金だけ振込んで来なかったら困るわけで「来てくれたら支払う」という約束で大阪まで行きました。

作業前

作業後


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