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『マルタカ』の事例メモ その23-石材補修・再生-

石材ドクター・杉本治郎『マルタカ』の事例メモ
その23 -石材補修・再生-

物件名 : 東京・神保町 きよしビル
石材材質 : 黒御影石
目的 : 玄関敷石および階段部の、接着剤除去と再生研磨。
黒御影石表面が滑るため、その上からカーペットを接着してあったが、今回それを除去して石を出したいとの依頼。
使用薬剤 : 接着剤の剥離材
使用器具 : スクレッパー
作業概要 :
1: 上部の接着剤の糊は、剥離剤を塗布して軟らかくしてからスクレッパーで除去し、その後、再生研磨を行った。
石の荒れは少なく、#1500、#3000、黒バフ使用による再生研磨を行った。
2: その後、ガラス窓の曇り除去の依頼を受け、スポンジパッドにジフや糠でこすることで、きれいに除去が出来た。
後はスクウジーと濡れタオルで拭き取り終了。
時により石の影のように入り込んだシミ跡が残るため、そのシミはシップ方式で除去しなければなりません。
エピソード :  施工を依頼した設計の先生とタイル屋(浮きタイルの補修に来ており、高所作業車を使い、3階部分を直していた)と、作業が一段落して一服していた時に、取り付けたタイルの隣が剥がれて私たちの脇に落下した。
 慌てて、少し前に帰した高所作業車を呼び戻す結果となった。
 浮きタイルを取り外す時に、隣のタイルの接着がゆるんだものと思われます。
「自分たちの居る時で良かった」と、先生とタイル屋が話していたが、場所を少しずらせば頭上に落ちていたわけで、あまり良くありません。


作業前

作業後


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