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孤独死ハウスクリーニング

ビルメンテナンス情報
孤独死ハウスクリーニング

著 木村光成 さん

 前掲『'08ジャパンテックスのビルメンからの評価』において、「孤独死でハウスクリーニングが忙しい」と記したが、これについて説明を行っておく。

 ここ10年ほど、老人が人知れず亡くなり、時間が経ってから発見される例が増加している。
 このような現場の清掃や、残された家具の整理、壁紙、床のリフォームなどを行うのが『孤独死ハウスクリーニング』であり、本年は特にテレビに取り挙げられることが多かった。
 事件現場ハウスクリーニング(殺人傷害事件)は、大部分が早期発見されるため、腐敗はそれほどない。しかし、最近では引き渡し清掃で、子供の死骸などが発見される例も多い。
 こういった現場の清掃は『特殊清掃』と呼ばれ、遺品整理やリフォームを含めて、1件100万を超える場合も多い。これらの仕事を選んで行う業者も増えている。

 この作業には、専用マニュアルはもちろん、特殊な技法が必要である。
 フォルマリンの使用法や、指紋検出用アルミ粉の除去、血液検出用ルミノールの除去、などといったシミ抜きの技術が挙げられる。
 これらの技術やマニュアルの公開も必要であるが、関連協会の圧力があり、なかなか難しい。
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